【2026最新】山口百恵の現在の姿に驚愕!初孫誕生と知られざる夫婦の真相
芸能界から完全に退いた百恵さんが、自己表現の場としてライフワークに据えたのがキルト製作である。長男を出産した後の1980年代後半、世界的キルト作家・鷲沢玲子氏の作品に魅了された彼女は同氏に師事。以後35年以上にわたり、針と糸を握り続けてきた。
彼女の作品は、国内最大のキルトの祭典「東京国際キルトフェスティバル」などに本名の「三浦百恵」名義で幾度となく出品され、その卓越した配色センスと緻密なキルティング技術は専門家からも高い評価を受けてきた。元アイドルの客寄せパンダ的な扱いを拒み、展示会場でも特別扱いは一切求めず、一人の作家として真摯に針を進めてきた歴史がある。
その集大成となったのが、2019年7月に講談社から刊行されたキルト作品集『時間の花束 Bouquet du temps』である。引退時に発売された自叙伝『蒼い時』(340万部を超える社会現象となった大ベストセラー)以来、実に39年ぶりとなる著書であった。同書は発売前から予約が殺到し、工芸・手芸関連の書籍としては異例中の異例となる発行部数20万部を突破した。
同書の前書きで、彼女は「今、私の暮らしの中に、キルトがあって本当によかった」と静かに語っている。さらに、この作品集で得られた印税の全額を東日本大震災などの被災地復興支援に寄付した事実も、関係者の間で深く称賛された。芸能界の光を捨てた彼女は、布の温もりを通じて市井の人々と精神的な連帯を結び続けている。