マクドナルド不祥事年表一覧|期限切れ肉からV字回復までの全真相

マクドナルド不祥事年表一覧|期限切れ肉からV字回復までの全真相の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

日本マクドナルドが直面した最大の暗黒期は、2014年7月の「期限切れ鶏肉問題」から幕を開けました。中国のサプライチェーン現地工場「上海福喜食品」において、作業員が床に落ちた肉を拾い上げたり、緑色に変色した期限切れの鶏肉を加工ラインに投入したりしている映像が中国現地メディアの潜入取材によって暴露されたのです。

この原材料が国内で販売されていた「チキンマックナゲット」の約2割に使用されていた事実が判明すると、日本国内の消費者に激しい衝撃が走りました。さらに傷口を広げたのが、直後に行われた経営陣の記者会見です。

当時社長に就任して間もなかったサラ・カサノバ氏は、記者会見の冒頭で「マクドナルドは上海福喜食品に騙された被害者である」というトーンを前面に押し出しました。この発言は「顧客の健康と安全に対する責任を棚上げにしている」と受け取られ、世論の猛反発を招く結果となります。

追い打ちをかけるように、2015年1月には青森県三沢市の店舗でナゲットから青いビニール片、大阪府の店舗ではフライドポテトに「人の歯」が混入していた事実が次々と公表されました。全国各地で異物混入の発覚が相次ぎ、ワイドショーやニュース番組は連日マクドナルドの店舗前でリポートを展開しました。

この結果、ファミリー層を中心に凄まじい「マック離れ」が起き、2015年12月期の連結決算は売上高が前年比14.5%減の1,894億円、最終損益は347億円の巨額赤字という創業以来最悪の数値を記録。既存店売上高は前年同月比で一時30%以上も急落し、国内ファストフードの雄は完全に経営破綻の危機へと追い詰められました。

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