妊活中の普通ローションはなぜNg?精子を守る専用ゼリーの正しい選び方
ドラッグストアなどで手に入る一般的な潤滑ローションは、あくまで性交時の摩擦軽減を目的に作られています。これらを妊活時に使用すると、配合されている防腐剤(パラベン等)や化学成分、さらに浸透圧とpHの違いによって、精子に致命的なダメージを与えてしまいます。
精子はpH7.2〜8.0の弱アルカリ性かつ体液と同じ浸透圧(等張圧)の環境で最も活発に活動します。一方で一般的な潤滑剤は女性の膣内環境(弱酸性)に合わせた酸性寄りであったり、粘度を保つために高浸透圧に作られていたりすることが多く、これに触れた精子は脱水状態に陥り、精子の運動率が激減して卵子へたどり着けなくなります。
さらに危険なのが唾液やオリーブオイル、ベビーオイルによる代用です。唾液には消化酵素や常在菌が含まれており、精子の細胞膜を破壊するリスクが複数の研究で報告されています。良かれと思って使った代用品が、結果として避妊に近い環境を作り出してしまうケースもあるため、自己判断での代用は避けなければなりません。