課題とは?「問題」との決定的な違いや正しい設定手順をプロが徹底解説
Q1:問題と課題を一言でシンプルに見分けるコツはありますか?
A1:「問題はネガティブな事実」「課題はポジティブな行動」と整理するのが最も明快です。主語を置いたとき、「〜という困った状態が起きている」と結べるのが問題であり、「〜を克服するために〇〇を実施する」と意思を持って結べるものが課題です。
Q2:課題抽出のやり方で、最も現場が躓きやすいポイントはどこですか?
A2:真因分析をスキップして「思いつきの対策」に飛びついてしまう点です。たとえば「売上が落ちた(問題)」に対して即座に「チラシを配ろう(施策)」と動くのは失敗の典型です。なぜ落ちたのか(客数減か、客単価減か、離脱増か)を数字で掘り下げてから課題を定める必要があります。
Q3:個人レベルの目標管理(MBOやOKR)でもこの考え方は使えますか?
A3:大いに活用できます。自身の「ありたいキャリア像(TO-BE)」と「現在の保有スキル・実績(AS-IS)」のギャップを問題として特定し、その差を埋めるための資格取得や実務アサインの獲得を個人課題として設定することで、日々の成長スピードが飛躍的に高まります。