インフル嘔吐物の洗濯と除菌法|家族の二次感染を防ぐ正しい消毒手順とNg行為
良かれと思って取った行動が、かえって事態を悪化させるケースが後を絶ちません。以下に挙げる3大NG行為は、家庭内感染を爆発させる典型パターンです。
- ❌ NG行為1:お風呂場の高圧シャワーで汚れを落とす
浴室でシャワーを勢いよく当てると、跳ね返りの水しぶきとともにウイルスが「エアロゾル(微粒子)」化し、浴室の換気扇を通じて家中に拡散したり、作業者の気道へ吸い込まれたりします。必ずバケツの中に水を溜め、水面下で静かに押し洗いしてください。 - ❌ NG行為2:熱湯消毒に対応していないポリエステル・ウールを煮沸する
熱湯処理は強力ですが、熱に弱いデリケート素材は激しく縮み、二度と着られなくなります。衣類の洗濯表示タグを確認し、熱に弱い色柄物は「中性洗剤での丁寧な手洗い予洗い+アルコール浸潤」で対応しましょう。 - ❌ NG行為3:汚物を拭いた雑巾を普通に水洗いして再利用する
嘔吐処理に使用したペーパータオル、雑巾、スポンジ、使い捨て手袋は、すべて二重にしたポリ袋に入れ、密閉して可燃ごみとして即座に廃棄してください。
一連の洗濯が終わった後は、洗濯槽の除菌と後片付けの注意点を怠ってはなりません。単独洗いが終わった後の洗濯機には、微量のウイルスや雑菌が付着している可能性があります。洗濯機を空にした状態で、市販の洗濯槽クリーナー(または塩素系漂白剤200ml)を投入し、「槽洗浄コース」または標準コースを1サイクル運転させて内部をまるごとリセットしてください。また、作業を行った洗面所や洗面ボウル、蛇口レバーもアルコールまたは薄めたハイターで拭き上げることが鉄則です。