大阪の夜に消える少女たち…立ちんぼ急増と摘発の最前線に迫る
ノンフィクション作家の石井光太氏をはじめとする識者や専門家たちは、この現象を個人のモラルの問題ではなく、孤立と貧困が招いた構造的な社会問題として捉えるべきだと警鐘を鳴らす。かつての貧困とは異なり、現代の孤立は見た目にはわかりにくい。「清潔な服を着て最新のスマートフォンを持ちながら、明日食べる米がない」という見えにくい貧困が急速に拡大しているのだ。
現代のジャーナリズムが果たすべき役割も、単なる警察の摘発報道にとどまらず、なぜこれほど多くの若者が街頭へ追い詰められるのかという根本原因を社会全体に提示することにある。若年層の孤立を放置し続ければ、歓楽街の闇はさらに深まり、重大な暴力や犯罪被害に巻き込まれるリスクが高まるばかりだ。