ベルギーで躍動する安部柊斗の現在地!現地評価と日本代表入りの可能性
安部柊斗の最大の武器は、90分間ピッチを上下動し続ける圧倒的な運動量と、相手の懐へ一気に潜り込むアグレッシブなボール奪取能力にあります。171cmと欧州の基準では決して大柄ではないものの、重心の低いアプローチと卓越したポジショニングにより、相手アタッカーからクリーンにボールを刈り取る技術は欧州の舞台でも屈指の精度を誇ります。
さらに近年際立っているのが、ボール奪取後のファーストプレーの質です。単にピンチを防ぐだけでなく、奪った瞬間に正確な縦パスを供給したり、自らドリブルでバイタルエリアまで持ち上がってフィニッシュに関与したりと、現代型ボックストゥボックスとしての完成度を高めています。明治大学時代やFC東京時代に見せていた前線への飛び出しに欧州でのフィジカルコンタクトへの耐性が加わったことで、攻守のトランジションにおける推進力は格段に研ぎ澄まされました。