自衛隊と自衛官の違いとは?意外と知らない「組織と人」の差や給料の真相
自衛隊は作戦領域に応じて陸・海・空に分かれており、それぞれ固有の文化と装備体系を持つ。陸海空自衛官の役割の違いは極めて明快だ。陸上自衛隊(陸自)は国土防衛の最終防衛線としてゲリラコマンド対処や島嶼防衛、大規模災害時の人命救助を担う。海上自衛隊(海自)は四方を海に囲まれた日本のシーレーン(海上交通路)の確保、潜水艦探知、哨戒活動に特化する。航空自衛隊(空自)は24時間体制の対領空侵犯措置(スクランブル発進)や弾道ミサイル防衛、さらには宇宙・サイバー領域の警戒監視を主軸とする。
これら部隊の規律を支えるのが、全16階級からなる自衛官の階級一覧と役職である。自衛官は大きく「将官」「佐官」「尉官」「准尉」「曹」「士」の6つのグループに分類される。現場で階級を瞬時に把握するための自衛官の階級章見分け方には、明確なデザインの法則がある。胸元や肩に付ける階級章において、金色や銀色の「桜星(桜花)」と「横線」の数に注目するとよい。
階級章の見分け方の鉄則として、「横帯が2本あれば佐官」「横帯が1本なら尉官」「山型の山のみなら士」「山の上に桜があれば曹」と整理すると、一般人でも自衛官の階級が一目で判別できるようになる。