中核派とはどんな組織?革マル派との違いや前進社・現在の実態を徹底解剖
日本の新左翼を語る上で避けて通れないのが、中核派と「革マル派(革命的マルクス主義派)」の激しい対立です。一般には同列に扱われがちな両者ですが、思想や運動方針には明確な違いがあります。
もともと両組織は「革命的共産主義者同盟(革共同)」という一つの母体から生まれました。しかし、1963年に指導者同士の路線対立から分裂。実践的な街頭行動と武力闘争を最重視する中核派(行動重視)と、理論学習や組織温存、労組への浸透を優先する革マル派(理論重視)に袂を分かちました。
分裂後、両者は互いを「革命の裏切り者」「反革命分子」と罵倒し合い、「内ゲバ」と呼ばれる陰惨な殺し合いへ突入します。白昼の街頭での鉄パイプによる襲撃、深夜の自宅押し入り、盗聴や尾行合戦などにより、双方合わせて100人を超える死者と数千人の重軽傷者を出しました。この凄惨な殺戮劇こそが、一般市民が学生運動から完全に離れる決定打となったのです。