終電後の街を照らす熱気!眠らぬ町中華とガチ中華の深夜最前線
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日本の深夜中華シーンを語る上で、いま最も無視できない地殻変動が「ガチ中華」の台頭だ。かつて陳建一をはじめとする名料理人たちが日本人の味覚に合わせて昇華させた四川料理や広東料理といった日本式中華料理の系譜に対し、中国本国の味付けを一切手加減なしで提供するネイティブ系店舗が24時間営業の主役へと躍り出ている。
池袋や高田馬場、西川口などのエリアでは、深夜になると飛び交う言語が中国語一色になる店も珍しくない。麻辣(マーラー)が舌を痺れさせる火鍋、羊肉の串焼き(羊肉串)、あるいは本場の発酵高菜を使った煮込み料理など、刺激的な香辛料の香りが深夜の街路に漂う。本国の夜市文化をそのまま東京に移植したかのような店構えは、在日中国人コミュニティだけでなく、刺激と異国情緒を求める日本人客をも強烈に惹きつけている。
伝統的な町中華の優しい醤油ラーメンと、本場直輸入の痺れる花椒。この二つの潮流が深夜の街で同時に呼吸していることこそ、現在の都市型外食カルチャーの豊かさを示している。