指がない人の原因とは?事故・先天性・医療の進歩と知られざる真実
不慮の事故で指を切断してしまった場合、一刻を争う救急医療の現場では「切断指再接着術」が試みられます。肉眼では見えない直径1ミリ以下の微小な動脈や静脈、神経を顕微鏡下で縫合する「マイクロサージャリー」の技術により、切断された指の血流を再開させ、生着を図ることが可能です。
切断部位の状態が良好で適切な冷却保存(氷水に直接浸さず、密閉袋に入れて冷やす)がなされていれば、高い確率で指を繋ぎ止められます。完全な再接着が難しい場合でも、足の指(第2趾など)を手へ移植する「足趾移植術」や、骨・皮膚を周囲から移動させて長さを確保する機能再建手術など、失われた手指のつまみ動作を回復させる最新医療技術が現場を支えています。