植筋工法で失敗する本当の理由|プロが教える強度確保の全手順

今注目を集めている 植筋工法で失敗する本当の理由|プロが教える強度確保の全手順について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

植筋工事に用いられる接着系アンカーは、主に「カプセル型」と「注入型(ガンタイプ)」の2つに大別され、それぞれ使用される樹脂成分(エポキシアクリレート系、変性ビニルエステル系、エポキシ樹脂系など)によって硬化時間や強度が異なります。現場の条件に応じた適切な選定基準を以下の表にまとめました。

工法・樹脂タイプ特徴・定着長目安施工費用相場(1本当たり)編集部の見解・評価カプセル型接着アンカー
(ガラス管・フィルム型)規定量の樹脂・硬化剤が封入。鉄筋先端の斜めカット&回転打撃挿入が必須。
定着長:鉄筋径の10〜15d1,500円〜3,500円
(削孔・材料・打設費込 / D13〜D16)計量ミスが起きない安定性がある一方、回転打撃機具が必要。下向き施工に最適。注入型接着アンカー
(カートリッジ・ディスペンサー)ノズル内で自動混合して孔底から充填。異形鉄筋を手動で押し込み可能。
定着長:鉄筋径の15〜25d2,000円〜4,500円
(削孔深さ・鉄筋径により変動)深い孔や横向き・上向き施工に強い。吐出前の初頭廃棄(混ざり始めの破棄)管理が必須。高耐力エポキシ樹脂注入型
(構造耐震補強向け)高靭性・高付着力で硬化収縮が極めて小さい。湿潤面施工にも対応。
定着長:計算値による(大深度可)3,500円〜7,000円
(大規模改修・耐震工事仕様)硬化時間は長めだが、公共工事・RC構造補強で最も信頼性が高い標準仕様。金属拡張系アンカー
(参考比較:機械式)スリーブやコーンを打撃・締め付けで拡張。樹脂不要。
定着長:比較的浅い800円〜2,000円
(設備固定等に多用)基礎の構造一体化植筋には原則不向き。へりあき破壊の恐れがあり、耐震構造接合には非推奨。
中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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