昭和最大の黒幕・児玉誉士夫の正体!Cia文書とロッキード事件の闇
児玉誉士夫が居を構えたのは、東京都世田谷区等々力の広大な敷地に建つ大豪邸でした。高いコンクリート塀と厳重な警備システムに守られたこの等々力の豪邸には、連日大臣クラスの政治家、大企業のトップ、右翼指導者が日参し、密談が交わされていました。
私生活においては、妻・サヨ子との間に生まれた家族を極力表舞台に出さないよう配慮していました。息子の児玉有司(元TBS社員)はメディア業界に身を置きつつも、父親の政治活動や利権とは一線を画した生活を送っていたと伝えられています。一族は児玉の死後、世間の激しい批判を避けるように静かに暮らしました。
大衆文化において、児玉の圧倒的な存在感は数多くのフィクションに投影されています。深作欣二監督の映画『仁義なき戦い 頂上作戦』に登場する大物フィクサー・岡島友次(小沢栄太郎)や、映画『日本の首領(ドン)』シリーズで佐分利信が演じた大浦竜蔵など、昭和の映画における黒幕キャラクターの多くは児玉誉士夫が直接のモデルとなっています。