原爆資料館の被爆再現人形はなぜ撤去?トラウマ説の真相と現在地
Q1:被爆再現人形は本当に「ろう人形」だったのですか?
A1:一般には「ろう人形」と呼ばれていましたが、実際には蝋(ワックス)製ではなく、FRP(繊維強化プラスチック)で作られていました。長期間の常設展示に耐えられるよう、特殊な合成樹脂を用いて制作されていました。
Q2:撤去された正確な日付はいつですか?
A2:2017(平成29)年4月25日です。本館の免震化工事および展示リニューアル工事の本格着工に合わせて撤去作業が行われ、展示から姿を消しました。
Q3:現在の人形はもう二度と見ることができないのでしょうか?
A3:広島市および平和記念資料館の発表によると、人形は資料館の収蔵庫で大切に保管されていますが、現在のところ特別展などを含め再公開の計画はありません。非公開の保存資料として維持管理されています。
Q4:人形がなくなったことで、展示のインパクトが薄れたという批判はありませんか?
A4:撤去直後は惜しむ声が多く聞かれましたが、リニューアル後の実物重視展示(被爆者の遺品、写真、直筆日記など)が公開されて以降は、むしろ「以前より胸に深く迫る」「静かな涙が止まらない」と国内外から極めて高い評価を得ています。