雨滝自然科学館の現在は?閉館の真相と伝説の昆虫標本を追う

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かつての展示内容を知る人々が口を揃えて「奇跡のような場所だった」と称賛するのが、世界各地から集められた圧巻の昆虫標本群です。

館内には、南米のアマゾンに生息する鮮やかな「モルフォ蝶」の群れをはじめ、東南アジアの「トリバネアゲハ」、世界最大のカブトムシである「ヘラクレスオオカブト」や巨大クワガタムシなど、数万点に及ぶ貴重な標本が展示ケース一面に敷き詰められていました。図鑑でしか見られない極彩色の生物たちが眼前に広がる空間は、子どもたちだけでなく昆虫学者やマニアをも唸らせる充実度を誇っていました。山間の小さな施設とは思えない密度の高さこそが、この館の最大の個性でした。

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