ヨーグルト賞味期限切れ1ヶ月は未開封なら平気?危険サインと見分け方
どうしても冷蔵庫から出てきたヨーグルトを処分するか迷った場合、自己責任で状態をチェックするための「五感による判断基準」が求められます。しかし、ヨーグルトは元々酸味があり、液体が分離しやすい食品であるため、正常な変化と危険な変質を混同してしまう人が少なくありません。科学的な根拠に基づくヨーグルト腐っている見分け方を整理します。
まず混同されやすいのが、表面に溜まる透明がかった水分です。これは「乳清(ホエイ)」と呼ばれる成分で、タンパク質、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、振動や温度変化でヨーグルトの組織が収縮した際に染み出してくる正常な副産物です。多少ホエイが分離していても、全体をスプーンで混ぜて滑らかに戻り、通常のヨーグルトの香りが維持されていれば腐敗ではありません。しかし、酸っぱい匂いとホエイの分離が極端に連動し、鼻を突くようなツンとした刺激臭や、鼻腔に刺さるアルコール臭・セメダインのような揮発臭が立ち込めている場合は、酵母による異常発酵が進んでいます。
さらに見過ごせないのが賞味期限切れ1ヶ月危険サインの筆頭である「容器の膨張」です。未開封のフタがパンパンに盛り上がっている、あるいはアルミのフタが指で押してもへこまないほど圧力がかかっている状態は、内部で増殖した耐酸性酵母や雑菌が炭酸ガスを発生させている決定的な証拠です。この状態の製品はフタを開けた瞬間に中身が吹き飛ぶ危険性があり、絶対に口にしてはなりません。
目視によるチェックでは、ヨーグルトカビ変色の危険性に最大の警戒を払う必要があります。ヨーグルトの表面やフタの裏側に、黒、青、緑、あるいは黄褐色の斑点が見られる場合は言うまでもなくクロカビやアオカビのコロニーです。また、全体がうっすらとピンク色や赤みを帯びている場合、セラチア菌などの細菌が繁殖している可能性が高く、スプーンですくって一部を取り除いたとしても、目に見えない菌糸や毒素が全体に浸透しています。少しでも変色や異変を感じたら、一切の味見を中止して密閉廃棄してください。