英語の目的語とは?補語との決定的な違いと語順をプロが徹底解説
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目的語の概念を語る上で欠かせないもう一つの視点が、「前置詞の目的語」です。学校教育では「動詞の目的語」ばかりが強調されがちですが、英語のルールでは前置詞(in, at, on, with, forなど)の直後に置かれる名詞もすべて「前置詞の目的語」として定義されます。
前置詞を必要とする自動詞のメカニズム
「listen to music」や「look at the picture」を例にとると、listenやlookは自動詞であるため直接「music」や「the picture」を目的語にできません。そこで前置詞「to」や「at」を介在させることで、その前置詞の目的語として名詞を結合させています。「他動詞+目的語」と「自動詞+前置詞+前置詞の目的語」は、英語の語順ルールにおける基本構造です。
動名詞と不定詞の目的語使い分け
動詞の目的語として「〜すること」という動作を置く場合、「動名詞(-ing)」を取るか「不定詞(to V)」を取るかは動詞の意味性質によって決まります。この使い分けも学習上の重要ポイントです。
- 動名詞のみを目的語にする動詞(過去志向・中断・回避): enjoy, finish, stop, avoid, deny, postponeなど(過去の経験や現在進行中の動作をイメージさせる動詞群)。
- 不定詞のみを目的語にする動詞(未来志向・意志・願望): want, hope, decide, plan, promise, refuseなど(これから起こる未来の動作へ向かう動詞群)。
- 両方取れるが意味が変わる動詞: remember to do(忘れずに〜する/未来)、remember doing(〜したことを覚えている/過去)。