乙女湖の心霊と事故の噂は本当?標高日本一の絶景ダムに潜む真相を徹底解説
WEB上の検索やSNSの投稿を見ていると、多くの利用者が陥っている重大な誤解が2つあります。それは「長野県の同名施設との混同」と「ダム湖での釣り行為」です。
長野県小諸市「乙女湖公園」との混同
検索クエリに現れる「乙女湖公園 長野県小諸市」は、山梨市の乙女湖(琴川ダム)とはまったく別の場所です。小諸市の乙女湖公園は、JR小諸駅の南東に位置し、小諸市文化センターや総合体育館、武道館に隣接する都市型親水公園です。野外ステージや芝生広場があり、市民の文化活動や憩いの場として親しまれています。
一方、山梨県の乙女湖は奥秩父山塊の急峻な山岳地帯にある巨大なダム湖です。目的地をカーナビに設定する際、「乙女湖」とだけ入力して検索すると、小諸市の公園に誘導されてしまうミスが後を絶ちません。山梨側の目的地を設定する場合は、必ず「琴川ダム」または「山梨県山梨市牧丘町北原」で検索してください。
「乙女湖 釣り情報」の落とし穴
湖の美しい水面を見ると「トラウトやブラックバス釣りができるのではないか」と考えるアングラーも少なくありません。しかし、結論から言えば乙女湖(琴川ダム湖畔)での釣りは禁止されています。
琴川ダムは地域の上水道水源として利用されているほか、貯水池の急深な法面や水流による転落事故を防止するため、湖面全域および堤体周辺への立ち入り・竿出しが厳格に規制されています。ネット上で「琴川でイワナ・アマゴが釣れた」と語られている情報は、ダム湖の下流や周辺の自然渓流(峡東漁協管轄の遊漁券が必要なエリア)を指したものです。誤ってダム湖内で釣りを強行すると、関係機関から厳重注意を受ける対象となりますので十分注意してください。