言語聴覚士になるには?社会人・高卒別の最短ルートと学費・合格率を検証
学校選びにおいて最も悩ましいのが、大学と専門学校のどちらに進学すべきかという点です。両者の最大の違いは「カリキュラムの目的」と「学習の密度」にあります。
大学は4年間をかけて幅広い教養科目や研究手法を学び、将来的に大学院進学や教育・研究機関、大規模総合病院の幹部候補を目指す土台を築きます。一方、専門学校は国家試験合格と現場実務に特化したカリキュラムが組まれており、無駄のない集中講義で即戦力を養成する点が強みです。
言語聴覚士の養成校における学費は、選択するルートによって大きく異なります。一般的な相場は以下の通りです。
・4年制私立大学:総額およそ500万〜600万円前後
・3年制専門学校:総額およそ350万〜450万円前後
・2年制専攻科・専門学校(大卒対象):総額およそ250万〜350万円前後
学費の負担を軽減したい社会人は、厚生労働省の「専門実践教育訓練給付金」の指定講座であるかを確認することが極めて重要です。要件を満たせば、最大で学費の数十パーセントが支給されるため、自己負担額を大幅に圧縮して再進学を果たす受講生が増えています。
また、言語聴覚士の養成校の難易度や偏差値は、大学では45〜55前後が中心となっており、専門学校では学科試験に加えて面接や小論文による人物評価が重視される傾向にあります。