亜鉛が入っている食べ物ランキング!吸収率を高める裏技と手軽な食品
体内にある亜鉛の総量は成人で約2gと微量ですが、200種類以上の酵素の活性化に関わっています。そのため、不足すると身体のあらゆる部位にSOSサインが現れます。
代表的なトラブルが舌の異変です。舌表面にある「味蕾(みらい)」という細胞は代謝スピードが極めて速く、短いサイクルで生まれ変わります。亜鉛が足りなくなると細胞分裂が滞り、味が感じにくくなる味覚異常が生じます。医療現場でも亜鉛による味覚障害の改善アプローチが広く認知されているのはこのためです。
さらに、毛髪や爪の主成分であるケラチンの合成が鈍ることで「抜け毛の増加」「爪の白い斑点や割れ」、免疫細胞の機能低下による「風邪の引きやすさ」、肌荒れや傷の治りの遅さなども亜鉛不足の主な症状と原因として挙げられます。
不足を招く要因は、極端な食事制限やインスタント食品への偏りだけではありません。アルコールを体内で分解する過程で亜鉛が大量に消費されるため、お酒を日常的に多く飲む人は排出量が増加します。激しい運動による発汗や、加齢に伴う腸管吸収力の低下も欠乏の引き金となります。