修了検定に落ちた理由と対策|再検定の費用や一発中止の罠をプロが解説
「自分は運転の才能がないのではないか」と思い詰める前に、客観的な統計データを把握しておくことが重要です。全国の指定自動車教習所における修検で落ちた人の割合は、おおむね20%〜30%前後を推移しています。つまり、検定を受けるグループが10人いれば、そのうち2〜3人は不合格になる計算です。一発合格が当たり前という認識は単なる思い込みに過ぎず、再検定を受ける受講生は日常的に存在します。
ただし、不合格になった場合に避けて通れないのが「金銭的負担」と「時間的コスト」です。教習所の規定に基づき、検定に落ちた教習生は最低1時限以上の補修教習を受講しなければ再検定を受けられません。以下に、不合格時に発生する一般的な費用と基準をまとめました。
定額保証(安心パック・スケジュールプラン)に加入していない場合、不合格1回につき約1万円から1万5,000円の追加出費が発生します。学生や予算を切り詰めて通学している受講生にとって手痛い出費であることは間違いありませんが、公道に出て事故を起こした際の損害額に比べれば、所内で弱点を洗い出せた代償としては極めて安価と捉える視点も大切です。