刑事ドラマで聞く「おおぼし」とは?警察用語の意味と忠臣蔵の意外な語源
刑事ドラマやニュース報道の裏側をより深く理解するために、「大星」と合わせて現場で使われてきた代表的な警察用語をピックアップしました。
・タタキ(強盗事件):人を叩いて金品を奪う手口から。
・サンズイ(汚職・贈収賄事件):「汚」の部首がさんずいであることに由来。
・ガサ入れ(家宅捜索):家や部屋を「さがす(探す)」を逆さまにした符牒。
・面割り(めんわり):容疑者の写真などを被害者や目撃者に見せて本人か確認させる作業。
・うたう(自白する):取調室で被疑者が犯行の全容を包み隠さず話すこと。
・エス(スパイ・情報提供者):警察に内部情報をもたらす協力者(Spyの頭文字)。
なお、公判維持のための調書や公式な広報発表資料といった正式書類には、当然ながら「大星」や「ガサ」といった隠語は一切使用されず、「主犯」「被疑者」「捜索差押」などの法規用語が用いられます。隠語はあくまで現場の捜査員同士が迅速かつ秘密裏に意思疎通を図るための内部コミュニケーションツールです。