膝がポキポキ鳴る原因と危険性|痛みなしでも放置Ng?改善法を解説
「音が鳴るだけで痛まないから大丈夫」と軽視して放置を続けるのは禁物です。関節軟骨には痛覚神経が通っていないため、軟骨のすり減りが進行していても初期段階では痛みを感じないという落とし穴があります。無痛のまま軟骨摩耗が進み、骨同士が直接ぶつかる段階になって初めて激痛に襲われるケースが後を絶ちません。
膝のポキポキ音を起点として疑われる代表的な疾患には以下のようなものがあります。
・変形性膝関節症の初期症状:加齢や過負荷で軟骨が弾力を失い、関節の滑らかな動きが損なわれてきしみ音が生じる。
・半月板損傷による膝の異音:クッションの役割を果たす半月板に亀裂が入り、膝の曲げ伸ばし時に引っかかり感や「コクッ」という鈍い音が走る。
・タナ障害(滑膜ヒダ障害):膝蓋骨(お皿)と大腿骨の間にある膜(タナ)が挟み込まれ、屈伸時にコリッとした引っかかりと音を伴う。
特に「音が濁ったようなゴリゴリ音に変わった」「膝の内側に違和感や重だるさがある」といった変化が見られる場合は、すでに軟骨組織の摩耗が進行している危険信号です。