湘南美容外科の死亡事故は本当?過去の医療ミス裁判とリスクの真相を検証
美容医療における重大事故のリスクを語る上で避けて通れないのが、「脂肪吸引」と「全身麻酔・静脈麻酔」に伴う危険性です。
日本美容外科学会(JSAPS / JSAS)などの各種データや海外の統計によれば、美容整形における死亡事故の発生確率は全体として極めて低いものの、脂肪吸引手術における死亡率は数万人に1人程度の割合で存在すると報告されています。主な死因となるのは以下の合併症です。
第一に、カニューレ(吸引管)の操作誤りによって腹壁や内臓を傷つける「内臓穿孔」、第二に、遊離した脂肪組織が血管に入り込んで肺などの血管を塞ぐ「脂肪塞栓症」、そして第三に、麻酔薬の過剰投与や気道閉塞に伴う「低酸素脳症」です。
湘南美容クリニックを含むあらゆる美容外科において、これらの高難度施術を受ける際は、単に「価格が安い」「手軽に細くなれる」という宣伝文句だけを見るのではなく、麻酔科標榜医の有無や救急救命体制が整っているかを厳しくチェックしなければなりません。