温泉まんじゅうとは?なぜ茶色い?普通の饅頭との違いや発祥の真相を徹底解説
伊香保を発祥とする温泉まんじゅうは、全国各地の名湯でその土地ならではの進化を遂げています。泉質や風土を反映した代表格を見ていきましょう。
草津温泉:湯畑周辺で競い合う多彩な味わい
強酸性の名湯として名高い草津温泉では、草津温泉湯畑周辺のまんじゅうが観光名物として定着しています。代表格である「本家ちちや」の二色あんまんじゅうは、茶色い黒糖生地のこし餡に加え、白い生地の中に栗餡とこし餡を包んだ2層仕立てが看板商品です。また、しっとりとした薄皮と粒餡のバランスが絶妙な「松むら饅頭」など、名店ごとに独自の個性を競い合っています。
箱根温泉:素材と食感にこだわった進化系
首都圏屈指の保養地である神奈川県の箱根温泉でも、箱根温泉のお土産まんじゅうは定番中の定番です。中でも和菓子菜の花が手掛ける「箱根のお月さま」は、沖縄波照間産の極上黒糖とミネラル豊富な自然塩を用い、蒸し時間を緻密にコントロールすることで、驚くほどもっちりとした極上の口溶けを実現しています。
このほか、有馬温泉(兵庫県)の炭酸泉せんべいと並ぶ炭酸まんじゅうや、別府温泉(大分県)の地獄蒸し製法によるまんじゅうなど、各地の自然資源を取り入れた多様なバリエーションが存在します。