維新・遠藤敬が握る政界再編の鍵 永田町の裏で動くキーマンの正体
国会対策委員会での駆け引きは、まさに一瞬の隙も許されない白兵戦だ。自由民主党側の国対幹部と渡り合い、時に歩み寄り、時に突っぱねる。遠藤敬氏の真骨頂は、その絶妙な間合いの取り方にある。衆議院の本会議場や委員会室の背後で繰り広げられるパイプの太さは、長年の議員生活で培われた人間関係の賜物にほかならない。
単なる与党批判に終始する旧来の野党スタイルとは一線を画す。押すべきところと引くべきところを冷静に見極め、法案を通すための実利を確実にもぎ取る。自民党にとっても、彼との交渉をしくじることは国会運営の崩壊を意味するため、常に緊張感に満ちたディールが続いている。