丸く切ると激痛の罠?足の爪の正しい切り方と巻き爪を防ぐ新常識
靴を履いた瞬間や歩行時に走る「ズキッ」という痛み。親指の爪が痛い理由の大多数は、無意識のうちに繰り返された深爪と、それに伴う初期の陥入爪です。痛む角を気にしてさらに短く切り落とす人がいますが、それは一時的に痛みを逃がすだけで、次に爪が伸びてきた際により深部へ突き刺さる「負の連鎖」の始まりにすぎません。
陥入爪の原因と対策を整理すると、原因のトップは不適切な深爪、次いで足先を圧迫する細身の靴やハイヒール、過度なスポーツによる衝撃です。軽度の痛みであれば、医療用テープを用いて食い込んでいる皮膚を爪から引き離すように引っ張って固定する「テーピング法」が有効な応急処置になります。
すでに深く切ってしまった場合の深爪の治し方は、「爪が皮膚の土手を超えるまで伸ばし切る」しかありません。伸びる途中の痛みを防ぐため、爪と皮膚の間に少量の医療用コットンを挟み込む「コットンパッキング」を施しながら、約2〜3ヶ月かけて安全な長さまで保護・育成していきます。痛みが強く浸出液が出ている段階なら、セルフケアに頼らず直ちに専門治療へ移行すべきです。