粉瘤は自分で取れる?針や押し出しの危険性と皮膚科手術・費用を徹底解説

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ドラッグストアなどで販売されている化膿止め軟膏やニキビ用医薬品で粉瘤を治そうとする人も多く見られます。しかし、粉瘤に市販薬が効かない理由は極めてシンプルです。市販の塗り薬や抗生物質含有軟膏は、皮膚表面の細菌を抑えたり一時的な炎症を緩和したりする作用しか持たず、皮下に物理的に形成された「角質を溜め込む袋そのもの」を溶かしたり消滅させたりすることはできないからです。

粉瘤(別名:アテローム)は、本来であれば皮膚の代謝によって剥がれ落ちるはずの角質(垢)や皮脂が、皮膚の内側にできた袋状の組織の中に何層にも蓄積されていく良性腫瘍です。開口部(へそ)と呼ばれる微小な穴から内部が外界と通じていることも多く、長期間溜まった角質が酸化・腐敗し、常在菌によって分解されることで、独特の強烈な悪臭を放ちます。中央部から搾り出されたドロドロとした内容物が異臭を放つのは、この粉瘤特有の臭いと膿(角質)の原因が腐敗した老廃物そのものだからです。

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