トルコ地図をわかりやすく徹底解説!主要都市の位置関係と観光安全マップ
日本と同じく、トルコもまた世界有数の地震国です。国土の大部分がプレート境界の活動域に位置しており、主に2本の巨大な断層帯が国土を走っています。ひとつは国土北部を東西に横断する「北アナトリア断層帯」、もうひとつは東部から南西部へ伸びる「東アナトリア断層帯」です。
記憶に新しい2023年2月のトルコ・シリア大地震は、東アナトリア断層帯とその周辺(カフラマンマラシュ県やハタイ県)で発生し、壊滅的な被害をもたらしました。被災地の復興事業は2026年現在も国家プロジェクトとして継続されていますが、この地震を契機に、全国規模で建物の耐震基準見直しと既存建築物のスクラップ&ビルドが加速しています。
旅行者にとって重要なのは、最大都市イスタンブールが北アナトリア断層帯の活動域に近いマルマラ海沿岸に位置している点です。専門機関による長期的な地震発生予測を受け、イスタンブール市内では古い集合住宅の建て替えや歴史的建造物の耐震補強工事が集中的に進められています。滞在先を選ぶ際は、極端に安価な老朽宿泊施設を避け、新耐震基準に適合した近代的なホテルや、補強工事を完了した信頼性の高い宿泊施設を選定することが実質的な自衛策となります。