トマトの追肥タイミングはいつ?甘く実る3つのサインをプロが徹底解説
Q1:第1花房の実がつく前に追肥してしまい、茎が異様に太くなってしまいました。どう立て直せばよいですか?
A1:明らかなつるボケの初期症状です。即座にすべての追肥を中止してください。対策として、通常は摘除する「脇芽」を2〜3本ほど意図的に伸ばし、余分な窒素分を吸わせて樹勢を落ち着かせます。第2花房または第3花房が着果して実が太り始めたら、伸ばしていた脇芽を順次切り落とします。
Q2:有機質肥料と化成肥料では、追肥のタイミングや使い勝手にどのような違いがありますか?
A2:化成肥料は施用後数日から1週間程度で素早く効果が現れるため、サインを見ながらの微調整に適しています。一方、油かすや骨粉などの有機質肥料は土中の微生物によって分解されてから効くため、効果発現までに約2週間のタイムラグがあります。追肥のタイミングコントロールに慣れていない初心者には、効き目がシャープでコントロールしやすい化成肥料(または液肥)が推奨されます。
Q3:大玉トマトとミニトマトで、追肥の量や肥料の成分比率を変える必要はありますか?
A3:変える必要があります。大玉トマトは樹勢が暴れやすいため、初期は極力窒素を控え、着果が安定してから慎重に追肥します。一方、ミニトマトは1株あたり100個以上の果実を肥大させるため全体の消費養分が多く、スタミナ切れを起こさないよう大玉よりも定期的な追肥が必要です。成分比率としては、どちらも「低窒素・高リン酸・高カリ」が理想です。