創価学会専門の結婚相談所はある?同志婚の実態と非学会員との婚活真相
結論から言えば、創価学会という宗教法人が公式に運営・公認している結婚相談所は存在しません。学会本部や会館が公的なマッチングサービスを提供している事実はなく、組織として婚活事業を展開しているわけではありません。
では、なぜ「創価学会専門の結婚相談所」という噂や広告が存在するのでしょうか。その背景には、大きく分けて2つの出会いルートがあります。
1つ目は、学会員である個人仲人や心理カウンセラーが独自に運営している民間結婚相談所です。これらはIBJ(日本結婚相談所連盟)や全国結婚相談事業者連盟(TMS)などの大手連盟に加盟しつつ、「学会員同士の成婚サポートに強い」「信仰に理解のある相談所」として独自に集客を行っています。会員同士の信仰理解が前提にあるため、お見合いから成婚に至るまでの心理的ハードルが低い点が特徴です。
2つ目は、地域組織(ブロックや地区)における地域の先輩幹部や婦人部(現在の女性部)による個別のお見合い紹介です。いわゆる昔ながらの世話焼き文化に基づく紹介制度ですが、近年は個人情報保護意識の高まりやライフスタイルの多様化により、かつてほど活発には行われなくなっています。こうした「組織内の紹介」と「個人の民間相談所」が混同された結果、「学会専門の相談所がある」というイメージが定着したといえます。