トゲが取れない時の簡単対処法!痛くない抜き方と病院の受診目安

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「小さいトゲだからそのうち自然に抜けるだろう」と軽視してトゲの放置による危険性を見過ごすのは禁物です。無機物であるガラス片や金属粉と異なり、植物のトゲや木片は有機物であり、無数の土壌菌や細菌が付着しています。

トゲが異物として皮下に残存すると、体内の免疫細胞が異物を排除しようと攻撃を開始し、局所的な炎症反応が起こります。進行すると以下のようなトゲによる化膿症状が現れます。

初期には患部の赤みや触れたときの圧痛ですが、細菌感染が深部に及ぶと、心臓の鼓動に合わせて指先がドクドクと痛む「拍動痛」が生じ、患部が黄色く濁った膿(うみ)で膨れ上がります。さらに悪化すると皮下組織全体に感染が広がる「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」や、指の屈筋腱の鞘に炎症が及ぶ「化膿性腱鞘炎」へ進展し、最悪の場合は指の機能障害を引き起こす恐れもあります。また、土やサビに触れたトゲの場合、致死的な毒素を出す破傷風菌の侵入経路となるリスクも無視できません。

肉眼ではトゲが見えないのに取れない・押すと痛いという状態は、すでにトゲが真皮層深くまで迷入しているか、トゲ自体は折れて消失していても皮下に微小破片と細菌が残存し、炎症が始まっているサインです。

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