天才作詞家・岩谷時子の生涯と真実|越路吹雪との絆と独身を貫いた理由
Q1:岩谷時子さんと越路吹雪さんは本当に共同生活を送っていたのですか?
A1:プライベートで同居していたわけではありません。岩谷さんは実母と暮らし、越路さんは内藤法美氏と結婚して家庭を持っていました。ただし、地方公演や海外渡航、レコーディングなどの現場では常に寝食を共にするほどの時間を過ごしており、家族以上の濃密な絆で結ばれていました。
Q2:『愛の讃歌』の著作権や印税はどのようになっていたのですか?
A2:岩谷時子さんが手掛けた数々の訳詞や作詞の著作権は、JASRAC(日本音楽著作権協会)を通じて適切に管理されています。晩年、岩谷さんは自らの著作権印税等の私財を投じて「岩谷時子音楽文化振興財団」を設立し、現在もその収益が若手音楽家や舞台人の支援活動に充てられています。
Q3:岩谷時子さんが作詞を手掛ける際のルーティンや特徴はありましたか?
A3:岩谷さんは「曲先(メロディが先)」で作詞することが多く、作曲者が吹き込んだテープを何度も繰り返し聴き込み、メロディのなかに潜む言葉を掘り起こすスタイルを取っていました。また、辞書を丹念に引き、平易な言葉で誰もが理解できる深い情感を表現することに徹底してこだわっていました。