ストレートパーマと縮毛矯正の違いとは?髪質別の選び方をプロが徹底解説
「自分の髪には縮毛矯正とストレートパーマのどっちがいいのか」という疑問に対し、現場のトップスタイリストは「元々の髪質がくせ毛なのか、それとも過去にかけたパーマを落としたいのか」という原点を基準に判断すると口を揃えます。 ストレートパーマは、もともとウェーブパーマをかけた髪を元のストレートに戻す目的や、広がりやすい髪のボリュームを抑えるために開発された施術です。1剤で毛髪内部の「シスチン結合(S-S結合)」を切断し、コームで優しく整えた後に2剤で再結合させるプロセスをとります。この工程には高温アイロンによる熱プレスが含まれないため、髪にかかる熱負担は少ないものの、自前の強い天然パーマやうねりをまっすぐに伸ばす力はありません。 これに対し、縮毛矯正は生まれつきの強いくせ毛や頑固な波状毛をしっかり伸ばすために設計されています。1剤で結合を切断した後、水分を飛ばしながら約180度のストレートアイロンで熱を加え、毛髪の断面構造を丸く平らに整えてから固定します。この「熱処理」が加わることで毛髪タンパク質が形状記憶され、半永久的な直毛を作り出すことが可能になります。 都内主要サロンで月間200人以上の縮毛矯正を担当するスタイリストは、現場の取材に対して次のように明かしています。 「『ストレートパーマのほうが傷まなそうだから』とオーダーされるお客様がいらっしゃいますが、くせ毛を伸ばしたい方にストレートパーマをかけても、数週間でうねりが戻り、薬剤ダメージだけが残る結果になりかねません。自前のクセを解消したいなら、最初から縮毛矯正を選択するのが鉄則です」