スタン・ハンセン入場曲『サンライズ』誕生秘話!合体版の真相と現在

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テレビ中継のスピーカーから鳴り響く、不穏かつ重厚なベースラインとドラマチックなホーンセクション。実は、プロレス会場で流れていたスタン・ハンセンの入場曲『サンライズ』は、単一の完成された市販楽曲ではありません。2つの全く異なるアーティストの音源を切り貼りして制作された「奇跡の合体バージョン」でした。

楽曲の冒頭、あの重厚で緊張感を煽るイントロ部分は、アメリカを代表するカントリー&ポップス歌手ケニー・ロジャースが1977年に発表した『君に夢中(So In Love with You)』の導入部からサンプリングされています。原曲は哀愁漂う大人のバラードですが、冒頭のドラマチックなストリングスとブラスの響きに着目した制作陣の選曲眼には脱帽するほかありません。

そして、イントロの緊張感がピークに達した瞬間、ファンキーで疾走感あふれるブラスサウンドへと一気に雪崩れ込みます。このメインパートこそが、伝説の和製ブラスロックバンド「スペクトラム」が1980年にリリースしたアルバム収録曲『SUNRISE』です。全く出自の異なる2曲が、あたかも最初から1つの組曲であったかのようにシームレスに繋がれたこのイントロ編集こそが、入場曲『サンライズ』の最大の秘密です。

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