スパムって何?なぜ缶詰と同じ名前?迷惑行為の真相と2026年最新の防止策
「なぜ迷惑行為に食品の缶詰の名前がついているのか?」と疑問を抱く方は非常に多いはずです。語源のルーツは、アメリカのホーメルフーズ社が1937年に発売した豚肉の缶詰「SPAM(スパム)」にあります。
この缶詰が一躍ネット用語へと変貌を遂げたきっかけは、1970年にイギリスのコメディグループ「モンティ・パイソン」が放送した伝説的コントでした。大衆食堂を舞台にした劇中で、客がメニューを選ぼうとするものの、どの料理にも「スパム」が大量に入っており、さらに周囲のバイキングたちが「スパム、スパム、スパム……」と大声で連呼して会話を完全に妨害するという内容です。
この「相手の意向を無視して過剰に押し付けられ、他の会話を麻痺させる様子」が、1980年代以降に黎明期のネット掲示板で大量投稿を繰り返す迷惑行為と重なり、ネットスラングとして定着しました。缶詰を製造するホーメルフーズ社にとっては風評被害とも言える歴史ですが、現在では公式に食品名(大文字のSPAM)と迷惑行為(小文字のspam)を区別する見解が示されています。