「そもそも」の本当の意味と漢字「抑」の由来!ビジネス誤用を防ぐ術
ひとつの言葉にどんな意味を割り当て、どう解説するか。そこには出版業界の血の滲むような努力が存在する。
辞書編纂の現場を描いた映画『舟を編む』。作中で描かれたように、編集者たちは街中の会話や文献から気の遠くなるような数の用例を採集し、言葉の「今」を切り取ってきた。出版業界において「そもそも」という語は、長年「日常語でありながら、論理的思考の起点となる特殊な言葉」として扱われてきた。
時代とともに揺れ動く言葉の意味。しかし、辞書編纂者たちが守り抜いてきたのは、「本質に立ち返る」というコアなメッセージだった。紙の辞書からデジタルへとメディアが変わっても、言葉の海を航海するためのコンパスとしての役割は変わらない。