思春期に急増する特発性側弯症の真相|原因や装具・手術基準を徹底解説
Q1:運動や部活動は制限すべきですか?
A1:原則として、過度な運動制限は不要です。水泳、陸上、球技など、全身を動かす運動は体幹の筋力を維持し、心身の発達にも良い影響を与えます。ただし、重度の弯曲がある場合や装具の着用スケジュールとの兼ね合いについては、必ず主治医と相談して運動内容を決定してください。
Q2:遺伝する病気なのでしょうか?
A2:家族歴がある場合に発症率がやや高くなる傾向は確認されていますが、単純なメンデル遺伝のように「親が側弯症なら必ず子も発症する」わけではありません。複数の要因が重なって起こる多因子疾患と考えられているため、きょうだいや親族に罹患歴がある場合は、思春期健診を意識的に受けるのが賢明です。
Q3:大人になってから側弯症が悪化することはありますか?
A3:骨の成長が完了すると進行は大幅に緩やかになりますが、コブ角が40〜50度を超える重度のまま成人を迎えた場合、加齢による椎間板の変性骨化に伴って年間0.5〜1度ずつ進行することがあります。成長期を過ぎた後も、定期的なチェックを続けることが望まれます。