時の記念日とは?6月10日の由来と歴史を徹底解剖【2026年最新】
日本国内で時の記念日を語る上で絶対に外せない2大聖地が、滋賀県大津市の「近江神宮」と、兵庫県明石市の「明石市立天文科学館」です。2026年の記念日に向けても、現地では特別な神事や催しが予定されています。
近江神宮「漏刻祭(ろうこくさい)」の厳かな伝統
天智天皇を御祭神として祀る近江神宮では、毎年6月10日に「漏刻祭」が斎行されます。境内には日本屈指の時計博物館(近江神宮時計館宝物館)が併設されており、復元された水時計や日時計が静かに水を湛えています。祭典当日は、国内外の主要時計メーカーの幹部や時計職人たちが一堂に会し、各社が開発した最新の高精度時計を神前に奉納して業界の繁栄を祈願します。王朝装束を身にまとった舞女による優美な神楽「漏刻の舞」が奉納される光景は、日本が誇る精密工学技術のルーツが飛鳥時代にあることを無言のうちに語りかけてくれます。
日本標準時子午線のまち・明石市立天文科学館の取り組み
東経135度の子午線上に建ち、「子午線のまち」として知られる兵庫県明石市の明石市立天文科学館では、塔時計が町のシンボルとして親しまれています。2026年6月10日の記念日に際しても、現役日本最古のプラネタリウムを活用した特別投影や、子午線通過記念証の配布、子ども向けの時計分解・組み立てワークショップなど、多彩な体験型プログラムが企画されています。現地を訪れた保護者からは、「普段スマホの画面でしか数字を見ない子どもが、歯車の連動する音を聞いて時間の仕組みに深く感動していた」という声が寄せられています。