しっかり寝ても疲れる?睡眠が浅い決定打と朝まで熟睡する新習慣
睡眠の役割は、単に意識をオフにすることではありません。睡眠は大きく「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に分かれており、一晩のうちに約90〜120分の周期で4〜5回繰り返されます。レム睡眠とノンレム睡眠の違いを正しく理解することが、熟睡感を取り戻す第一歩となります。
レム睡眠(Rapid Eye Movement)は、脳が活発に働いて記憶の整理や感情の処理を行う「浅い眠り」です。一方のノンレム睡眠は、脳の活動が低下して脳と肉体の両方を休める「深い眠り」です。ノンレム睡眠はさらにステージ1(ウトウト状態)からステージ3(徐波睡眠・深睡眠)に分類されますが、身体の疲労回復や成長ホルモンの分泌、免疫機能の強化を担うのは主に就寝直後の約3時間に出現するステージ3の深睡眠です。
寝ても疲れが取れない原因の核心は、この深睡眠が十分な割合(全体の約15〜20%以上)に達していないことにあります。たとえ8時間眠っていたとしても、浅いステージ1や2、および断続的なレム睡眠ばかりが占めていると、起床時に強い倦怠感や頭の重さが残る結果となります。