シフトレバーの「B」の意味とは?下り坂での使い方や燃費の真相を解説
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車のシフトレバーにある「B」は「Brake(ブレーキ)」を意味しています。決して「Back(後退)」の略ではありません(後退は「R=Reverse」)。このポジションは、通常の走行レンジである「D(Drive)」よりも強い減速度(エンジンブレーキや回生ブレーキの制動力)を得るための専用レンジとして設計されています。
一般的なガソリン車のオートマチック(AT)車では「2(セカンド)」や「L(ロー)」といった低速ギア表記が一般的ですが、電気式無段変速機を採用するトヨタのハイブリッド車(THS-II)や電気自動車(EV)などでは、これらに相当する機能として「B」の表記が採用されています。
車に配置されているシフトレバーの一般的な記号と役割は以下の通りです。
- P(パーキング):駐車時に使用。トランスミッション内部のギアが物理的にロックされる。
- R(リバース):車両を後退(バック)させるときに使用。
- N(ニュートラル):動力が車輪に伝わらない空走状態。牽引時や洗車機利用時に使用。
- D(ドライブ):通常の前進走行レンジ。車速やアクセル開度に応じて最適なギア比やモーター制御が自動選択される。
- B(ブレーキ):減速力を高めるレンジ。下り坂などでフットブレーキの負担を軽減する。
- S / L / M(スポーツ / ロー / マニュアル):車種によって搭載される類似の低速・有段変速モード。パドルシフトや「+/-」操作で任意の減速比を選択できる。
特にプリウスやアクアなどの電子式シフトノブ(ジョイスティック型)は、操作後にレバーが自動で中央のホームポジションに戻る仕組みになっているため、現在の走行ポジションはメーターパネル内のインジケーターで確認する設計になっています。