難解漢字「齋」の書き順を完全攻略!17画の筆順と齋藤を美しく書く極意にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
日本の名字や地名において、最も混同されやすいのが「サイ」と読む4つの漢字の組み合わせです。「齋・齊・斎・斉」は、見た目が似通っているため同じ漢字のバリエーションと誤解されがちですが、文字の歴史を紐解くと系統の異なる2組のペアであることが分かります。
漢字字体の分類・画数漢字の本来の意味編集部の見解・注意点齋旧字体(本字)
17画心身を清める、物忌み、書斎中央に「示」を含む。人名・戸籍で最も格式高い正字。斎新字体(常用漢字)
11画心身を清める、物忌み、書斎「齋」を簡略化した公的標準文字。日常業務で広く代用される。齊旧字体(本字)
14画整う、等しい、揃う(音:セイ)中央に「示」が入らない。稲の穂が綺麗に揃う象形がルーツ。斉新字体(常用漢字)
8画整う、等しい、揃う(音:セイ)「齊」を簡略化した文字。「一斉」「斉唱」などに用いられる。
齋・齊・斎・斉の違いを端的に言えば、「宗教的な清らかさを表すグループ(齋・斎)」と「均一に整うことを表すグループ(齊・斉)」という全く別の語源に分かれます。戦後の当用漢字・常用漢字制定に伴う齋の旧字体と新字体の整理によって「齋 → 斎」へと簡略化されましたが、人名戸籍においては旧字体の「齋」がそのまま大切に受け継がれています。
井上 凛
シニアコンテンツプロデューサー
心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。