生理がきても妊娠している?普段通りの出血で陽性になる真相と見分け方に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
生理予定日の前後に起こる出血のなかで、特に混同されやすいのが「着床出血(月経様出血)」です。受精卵が子宮内膜に潜り込む際、内膜の微小な血管を傷つけることで生じる出血を指しますが、すべての妊婦に生じるわけではありません。日本産科婦人科学会の知見や各種臨床統計を総合すると、着床出血を経験する妊婦の割合は全体の約8〜25%程度と限定的です。
出血が生じた際、それが通常の生理なのか、妊娠の兆候である着床出血なのか、あるいは別のトラブルなのかを識別するための不正出血と生理の見分け方を、以下の比較データで整理しました。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価発生時期排卵・受精から7〜10日後(次回生理予定日の数日前〜当日)排卵から正確に14日後(月経周期による)数日のズレがあるものの、生理予定日とほぼ重なるため自己識別は極めて困難。出血量と持続期間極めて少量(おりものに混ざる程度〜ナプキンに点状に付着)。期間は1〜3日程度1周期あたり20〜140ml。2〜3日目をピークに3〜7日間持続着床出血の時期と特徴として、量が少なく短期間で終わる点が最大の識別基準。血液の色と性状薄いピンク色、鮮血の点状、または茶褐色のおりもの状。レバー状の血塊は混ざらない暗赤色から赤褐色。内膜の組織片や粘液、凝固成分が混入することがある血塊が出るほどのまとまった出血は、着床出血の枠組みでは説明がつかない。基礎体温の挙動出血中も高温期(36.7℃以上目安)を維持(一時的なインプランテーションディップを除く)生理開始日、またはその前日に明確に低温期へ下降体温の低下を伴わない出血は、妊娠由来の不正出血を疑うべき最重要サイン。
表から明らかなように、生理と着床出血の違いを外見だけで完璧に断定することは容易ではありません。特に生理がもともと軽めの人や周期が不規則な人は、少量の出血を生理の初日と誤解し、そのまま数日で止まったことで「今回は軽めの生理だった」と処理してしまうケースが頻発しています。
佐藤 大輔
シニアコンテンツプロデューサー
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