寝すぎ頭痛の治し方|なぜ寝るほど痛む?即効ケア完全版
寝起きに頭痛を感じた際、最初に行うべき判断が「患部を冷やすか、温めるか」という選択です。この初動を誤ると、痛みが倍増する危険性があります。ご自身の痛みの性質を正しく観察し、適切なアプローチを選択してください。
心臓の鼓動に合わせてズキズキと痛む「片頭痛」の場合、正解は「冷やす」ことです。広がってしまった血管を収縮させることが最優先となるため、氷嚢や保冷剤をタオルで包み、痛みを感じるこめかみや首の後ろ(後頭部の付け根)に当ててください。血管が冷却されることで拡張が抑えられ、神経への刺激が速やかに緩和されます。
対照的に、頭全体がギューッと締め付けられるように重く痛む「緊張型頭痛」の場合は、「温める」ことが正解となります。蒸しタオルを首や肩に当てたり、ぬるめのシャワーを浴びたりして血流を促すことで、筋肉の過度な緊張がほぐれて痛みが軽減します。
なお、過剰睡眠時に激しいいびきをかいている場合や、起きた瞬間に頭全体が鉛のように重い場合は、睡眠時無呼吸症候群頭痛の疑いが生じます。睡眠中の無呼吸に伴う低酸素血症と二酸化炭素の体内貯留が脳血管を広げているため、この場合は換気の良い場所でゆっくりと深呼吸を行い、酸素を取り込むことが急務です。