シャルル・ド・ゴール空港完全攻略|市内アクセスと乗り継ぎの罠
旅行者の間で錯綜しやすいネット上の誤解や、現地で陥りがちな盲点を検証します。
第一の誤解は、「空港の免税店ならパリ市内の有名スイーツやお土産が何でも手に入る」という思い込みです。シャルル・ド・ゴール空港の各ターミナル免税店(Buy Paris Duty Freeなど)には、ラデュレ(Ladurée)やフォション(Fauchon)、各種高級ワインやチーズが充実していますが、店舗の営業時間は深夜・早朝便に対応していない場合があり、人気ショコラティエの特定商品は市内本店でしか買えないケースが多々あります。確実に入手したい限定品は、市街地滞在中に確保しておくのが鉄則です。
第二の重大な盲点は、到着ロビーに蔓延る「非公認タクシー(白タク)の客引き詐欺」です。手荷物を受け取って税関を抜けた直後、「Taxi?」「Paris centre?」と親しげに声をかけてくる人物は100%違法業者です。これらに乗車すると、到着後に200〜300ユーロ法外な運賃を脅し取られる深刻なトラブルに発展します。
パリの公認タクシーは、頭上に「TAXI PARIS」のランプを掲げており、必ずターミナル外の公式タクシー乗り場(Station de Taxis)からしか乗車できません。また、前述の通りパリ市内へは右岸56ユーロ・左岸65ユーロの完全定額料金(Forfait)が法律で義務付けられており、メーター制を理由に追加請求してくる行為は違法です。