シャーリーズ・セロン最新作と極秘裏話!スクリーンの裏側を追う
ハリウッドにおける地位を盤石にしたきっかけは、実在の連続殺人犯アイリーン・ウォーノスを演じた『モンスター』に遡る。眉毛を抜き、義歯を装着し、体重を13キロ増量して挑んだ演技は、それまでの「美しきブロンド女優」というステレオタイプを粉々に打ち砕いた。
アカデミー主演女優賞を獲得したこの作品で、彼女は外見の変貌だけでなく、孤独と絶望に苛まれる人間の哀しみを痛切に表現してみせた。自身を極限まで追い込む役作りは、彼女の真骨頂だ。美しさに甘んじることなく、泥臭く役に没頭する執念こそが、世界中の映画監督から愛され続ける最大の理由と言える。