渋谷駅の新南改札が移転!サクラステージ直結の理由と最新アクセス術
かつての渋谷駅新南口は、1996年に埼京線の恵比寿延伸に伴って暫定的に設置された経緯がありました。当時は埼京線ホーム自体が山手線から南へ約350メートルも離れた場所にあり、連絡通路を延々と歩かされる「孤島」のような改札口でした。しかし、2020年に埼京線ホームが山手線と並列化されたことで、旧新南口だけが取り残される形となっていたのです。
今回、新南改札が移転した最大の理由は、南西部の大型再開発街区「渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」の開業に合わせた歩行者ネットワークの抜本的刷新にあります。国道246号やJR線によって長年分断されていた桜丘エリアと渋谷駅をシームレスに結ぶため、JR東日本と東急不動産などの再開発組合が一体となり、駅直結デッキと新改札の整備を推し進めました。
これにより、旧改札の老朽化解消だけでなく、渋谷駅南側の回遊性を飛躍的に高めるという都市計画上の悲願が達成されました。