全米No.1と称されるTops Dinerの真相|大行列の理由と名物を徹底解剖
長年親しまれてきた旧店舗は、クラシックなダイナーの趣を残しつつも手狭さが否めませんでした。そこで経営陣は約1100万ドル(当時のレートで十数億円)という巨額の投資を行い、建物を完全に建て替えるという英断を下しました。数年の工事期間を経て生まれ変わった新店舗は、まさに「現代ダイナーの完成形」と呼ぶにふさわしい偉容を誇っています。
敷地面積は約1万5000平方フィートへと拡張され、総座席数は300席近くまでスケールアップしました。外観はシルバーに輝くアールデコ調のノスタルジックなダイナーらしさを継承しつつ、内装にはハイエンドなバーカウンター、開放感あふれる高い天井、真鍮(しんちゅう)とウォールナットをあしらったモダンラグジュアリーなボックス席を配置。活気あるオープンキッチンからは、数十人のシェフが一心不乱にフライパンを振るダイナミックな熱気が伝わってきます。
「昔ながらの薄暗い大衆食堂」をイメージして訪れた初回来店者は、ホテルのメインダイニングを彷彿とさせる洗練された空間に驚愕します。単に施設が新しくなっただけでなく、フルバーの導入によって本格的なミクソロジーカクテルや地元産クラフトビールを提供できるようになり、ブランチスポットとしての魅力に加え、夜の大人のディナースポットとしても盤石の地位を確立しました。