田中角栄とロッキード事件の真相|5億円の謎と昭和最大の疑獄を徹底解説
Q1:田中角栄はロッキード事件で実際に刑務所に入ったのですか?
A1:田中角栄は1976年7月の逮捕時に東京拘置所に約3週間勾留されましたが、2億円の保釈金を納付して保釈されました。その後の一審・二審で懲役4年の実刑判決を受けたものの、上告審の途中で病気(脳梗塞の発症など)を経て死去したため、刑務所に収監(下獄)されることはありませんでした。
Q2:田中角栄が受け取ったとされる5億円は何に使われたのですか?
A2:公判資料や関係者の証言によると、5億円は個人の私的な蓄財ではなく、主に1976年12月に行われた第34回衆議院議員総選挙における田中派所属議員や系列候補者への選挙資金(陣中見舞いや活動費)として配分されたとされています。
Q3:ロッキード事件で導入された「トライスター機」はその後どうなりましたか?
A3:全日空は発注通りL-1011トライスターを導入し、1970年代半ばから1990年代半ばまで国内幹線や国際チャーター便の主力旅客機として運航しました。高い静粛性と安全性を誇り、航空技術としては優れた評価を受けましたが、事件の負のイメージが長くつきまとうこととなりました。