サンダーバード荷物棚のサイズと置き場|大型スーツケースと予約の真実
JR西日本の旅客営業規則における特急列車の無料手回り品ルールでは、「タテ・ヨコ・高さの合計が250cm以内、重量30kg以内の荷物を2個まで」持ち込むことが認められています。ただし、これはあくまで「車内に持ち込んで良い上限」であり、個別の座席スペースに収まることを保証するものではありません。
多くの乗客が混同しやすいのが、東海道・山陽・九州新幹線で導入されている「特大荷物スペースつき座席」の事前予約システムです。結論から言うと、特急サンダーバードには特大荷物の事前予約枠は一切ありません。車内各所にリニューアルによって新設された専用荷物置き場は、該当車両の乗客が誰でも自由に使えるフリースペースとなっています。
9両編成を基本とするサンダーバードにおける、主な大型荷物置き場(キャリーケース置き場)の配置状況は以下の通りです。
683系のリニューアル編成では、訪日観光客の急増に対応するため客室内のシートを一部撤去して荷物置き場を新設する改造が進められました。しかし、1編成あたりの収納個数には限りがあるため、予約ができない以上は「乗車駅のホームに早めに並び、乗車と同時にラックを確保する」という立ち回りが現実的な自衛策となります。